| 会社名 | 菊川工業株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 東京都墨田区菊川2-18-12 |
| 電話番号 | 03-3634-3231 |
菊川工業株式会社は、100年近い歴史の中で確かな技術を培ってきたメタルワーク企業です。その高い技術力は、世界でも大いに評価されています。本記事では、そんな菊川工業の事業領域や、特徴的なアルミ製品「Alumiére(アルミエール)」について詳しく紹介します。アルミ鋳造の依頼先に迷っている企業は、ぜひご一読ください。
金属に関する6つの分野で活躍
菊川工業は「メタルで21世紀の都市空間に美を創造する」という理念のもと、建築分野における高品質な金属建材の提供を行うアーキテクチュアル・メタルワーク企業です。主力となる「オーダー金属建材」事業を軸に、豊富なノウハウと高度な技術力を活かし、多様な分野で顧客のニーズに応えています。事業領域は大きく6つに分かれており、意匠性と機能性を両立させた金属製品を幅広く展開しているのが特徴的です。
具体的な事業としては、建築物の外観を美しく彩る店舗ファサードやインテリア工事、老朽化した建物の価値を再生する改修工事、標準的な金属建材や環境対応製品の提供、専門性の高い金属加工受託、さらには海外プロジェクトへの対応などが挙げられます。こうした多角的な事業展開により、同社は設計者や施工業者、施主といった幅広い顧客層の要望に柔軟に対応し、独自のデザイン性と技術力で都市空間の魅力を高める存在となっています。
菊川工業のアルミ製品「Alumiére(アルミエール)」について紹介
KIKUKAWAが開発した「Alumiére(アルミエール)」は、光輝アルミ合金に光沢やテクスチャを加えた独自の仕上げ技術です。軽量なアルミ素材の特徴を最大限に活かし、金属特有の光沢感や映り込みを表現することで、空間に多彩な表情と高級感をもたらします。従来、こうした光沢感はステンレスでしか表現できないとされていましたが、同社は長年の光輝合金パネル製作の実績をもとに、アルミで同等の質感を再現するこの技術を実用化しました。
軽さと金属の輝きを両立
アルミエールの大きな特長は、ステンレスと比べて約1/3の軽さで金属の輝きを実現できる点にあります。さらに、光沢感・皮膜の種類・テクスチャのバリエーションを自由に組み合わせられるため、デザインや設置場所、コストに応じた柔軟な提案が可能です。例えば、エントランスのように光の反射を活かしたい場所には「ハイブライト」の強い光沢を、廊下など落ち着きを重視する空間には「ブライト」の柔らかな光沢を用いるといった使い分けができます。
仕上げのバリエーションが豊か
仕上げのバリエーションも豊富で、光沢は「ハイブライト」と「ブライト」の2種、被膜は「シルバーアルマイト」「二次電解」「染色アルマイト」「複合皮膜」などが用意されています。テクスチャは「槌目」「PHL(バイブレーション)」「シルキーブラスト」「スクラッチ クロス HL」「ウェーブ HL」など多彩で、同社の高度な加工技術により繊細な質感を実現。これにより、光輝アルミ合金特有の柔らかな映り込みが建築空間を豊かに演出します。
屋外での使用に対応
また、複合皮膜とクリア塗装を組み合わせることで、屋外での使用にも対応可能です。板厚は2.0mmと3.0mmの2種類があり、最大でW1200㎜×H4000㎜のパネル製作が可能とされ、大型建築にも柔軟に対応できます。
アルミエールのラインナップ
ラインアップとしては「Le-01 ハイブライトシルバー」「Le-02 ブライトシルバー」「Le-03 シルバー(比較用)」「Le-04 ハイブライト槌目」「Le-05 ハイブライトPHL」「Le-06 ハイブライトシルキーブラスト」が挙げられます。さらにゴールド系として「Le-A01 シャンパンゴールド」「Le-A02 ライトゴールド」「Le-A03 ヴィヴィッドゴールド」「Le-A04 フェザーバイブレーション」「Le-A05 スクラッチ クロス HL」「Le-A06 ウェーブ HL」が用意されています。
設計に関する技術力も高い
菊川工業は、長年にわたるオーダー建材製作の経験を基盤に、金属建材の複雑かつ高精度な製品製作と施工を可能にする高い設計技術力を有しています。その代表的な実績として知られるのが、フジテレビ本社ビルの球体展望室の設計データです。大型かつ特殊な形状の建築においても、同社は高度な設計対応力で意匠と構造を両立させています。この設計技術力を支えるのは、施工を見据えた緻密な設計計画力、製作時の課題を設計図に反映して改善を重ねてきた製品実現力、そしてCAD・CAM・3次元CAD・BIMといった先進的なツールを活用した高い対応力です。
特に作図段階から施工工程を考慮することで、現場での精度や効率性を確保し、複雑な意匠建築にも柔軟に対応できます。主な特長として、大型製品や複雑形状を含む内外装設計、現場実測を伴う改修工事、強度設計を踏まえたモニュメント工事など、幅広いニーズに応えることが可能です。また、3DデータやBIMによる設計情報の相互伝達にも対応しており、設計から施工までのスムーズな連携を実現しています。対応可能な素材は、アルミ・ステンレス・鉄・銅合金など金属建材全般におよびます。
まとめ
菊川工業は、約100年にわたり金属加工の高度な技術を磨き続けてきたメタルワーク企業です。建築分野において、オーダー金属建材を軸にファサードや改修工事、海外案件まで幅広く展開し、高いデザイン性と機能性で評価されています。特に注目すべきは、独自技術のアルミ建材「Alumiére(アルミエール)」です。軽量ながらステンレスに匹敵する光沢感と豊富な仕上げバリエーションにより、建築空間を上質に演出します。さらにフジテレビ本社ビルの球体展望室にも活かされた設計技術力で、大型・複雑構造にも柔軟に対応可能です。金属の可能性を最大限に引き出し、意匠と機能を両立する同社の強みは、多くの建築プロジェクトから信頼を集めています。



